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  • 伊藤真哉

ミスコミュニケーション

みなさんは昨夜は何を食べられましたか?

私はラーメンでした

「昨日の夜は何を食べたの?」

と聞かれたら、「ラーメン」 と答えます。


いきなり何を当たり前のことを言っているんだ?

と思われた方が多いかもしれませんね

もう少しお付き合いいただきたいのですが、

実はこの「ラーメン」という答えの中には、

たくさんの情報が省略されています。

どこで食べたのか

他には何か食べたのか

誰と食べたのか

何味だったのか

おいしかったのか

など、付随する背景があります。

人が何かを言葉として表現するときには、

必ずそこにその人の「体験」や「イメージ」があります。

「こないだの旅行は楽しかったかい?」 と聞かれたら、

旅行に行った時のことを思い出しながら話しますよね?

先程の話に戻りますが、

昨日の夜にラーメンを食べたという体験の裏には、

「食べた場所」「誰と食べたのか」「味の感想」などの

情報もあったハズなのです。

しかし、言葉にするとそれらの情報は取り出されず、

ほとんどの情報が相手には伝わっていないことになります。

つまり、

私たちの「体験」自体には多くの情報があるのに、

「言葉」に関しては一部分しか表現されず、

相手にうまく思いが伝わらなかったり、

相手を理解することができなかったりしてしまうのです。

良好なコミュニケーションを取っていくには、

これらのことを強く意識しておく必要があります。

職場で、部下が遅刻をしてきたとき、

「遅刻して申し訳ございません」 と言われ

頭ごなしに怒ってしまったりしていませんか?

上司に報告をする際に、

「今日は新規獲得できませんでした」

などと言葉足らずになっていませんか?


自分の頭の中にあるイメージが、

相手にもそっくりそのまま映っているわけではありません。

言葉にすると、情報は少なくなってしまいます。

聞く側は、勝手に自己判断をせず、

相手の発した言葉の背景を確認してから判断する。

伝える側は、言葉というものは情報が省略されてしまう

性質があるという認識をしたうえで、相手に説明する。

ほんの少しの気遣いで、

いまよりもっとコミュニケーションが良好にになりますよ!

(でも、ビジネスマナーとして、遅刻の際はちゃんと事前に連絡しましょう…)

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