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執筆者の写真伊藤真哉

人にアドバイスをするときの注意点

子供のころ、何かしようとする度に、

親から、



「こうした方がいい」

「それは違う」


と言われるのがとても嫌でした。


振り返ってみると、確かに親の言う

通りだったことも多々ありますが、

どうしても言われるのが嫌でした。


もちろん、悪気があるわけでは

ありません。


自分のことを思って言ってくれて

いたのでしょうが、当時はそれを

受け止めることができませんでした。


このように、普段の生活の中でも、

人からアドバイスを受けたり、

逆に自分がアドバイスをしたり

という場面が、結構あるのでは

ないでしょうか?


あなたが人にアドバイスをする

ときは、きっと、

こうした方がよくなるだろう


という、やさしさや親切心から

アドバイスをしますよね?


相手の力になりたい


そんな想いから、アドバイスします。


しかし、それを素直に受け止めて

くれるときもあれば、そのアドバイス

を聞き入れてくれないときもあります。


聞き入れてくれないときは、

悲しい気持ちになったり、

なんでやらないんだと腹立たしく

なることもあるかもしれません。


ここでひとつ考えてみてください。


あなたは、どんなときにアドバイス

が欲しいですか?


それはたぶん、


アドバイスを求めているとき


でしょう。

(あたりまえですね^^;)


ですが、つまり、人がアドバイスを

聞き入れないときというのは、


アドバイスを求めていないとき


であるということです。



その人がその人なりに一生懸命に

考えて取り組んでいることに対し、

頼まれてもいないアドバイスをされ

るから、受け入れられないのです。


ですが、日常的にこのような場面は

見られます。


「もっとこうした方がいいよ」

「その考え方は違うよ」


あなたも言われたことがあったり

しませんか?


注意しなければいけないのは、

相手のことを思ってしてしまって

いる行為であるということ。


つまり、それと同じように、意外と

自分でも言ってしまっていることが

ある可能性もあります。


アドバイスは、相手がアドバイスを

受けたいと思っているときが一番の

タイミングです。


何か言いたい気持ちになったときは


その人はいまアドバイスを求めて

いるのか?


というのを考えを持つ時間を設ける

だけで、人間関係がうまくいきやすく

なるかもしれません。


この、相手の行為や考えを肯定

できることも、信頼関係を築く上で

重要なスキルのひとつです!

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