なぜ人はイライラしてしまうのか?
・なんでやってくれなかったんだ
・自分と同じ気持ちだと思っていた
・もっと分かってくれると思ってた
こんなようなことがあると、ガッカリ
してしまい、また相手にイライラした
感情が沸き上がってきます。
イライラするというのは、一見相手に
問題があるように思いがちですが、
実は自分が、
「勝手に期待」 している
という面もあります。
先程の例もそうです。
・なんでやってくれなかったんだ
→やってくれると思っていた
→やって欲しかった
・自分と同じ気持ちだと思っていた
→同じ気持ちでいて欲しかった
・もっと分かってくれると思ってた
→自分の苦労を理解して欲しかった
このように、自分の思い通りに
なって欲しかったという気持ちが
隠れています。
そして、その気持ちのギャップが
大きいほど、イライラも強くなります。
つまり、自分自身の期待があるから、
そのギャップにイライラが起こります。
例えば、子供。
小さいうちはお漏らしをしちゃった
としても、それを咎める人はそんなに
いないでしょう。
ですが、少しずつ大きくなってくるに
つれて、
「なんでできないんだ」
とイライラに変わってきます。
小さいうちはできなくて当たり前と
思っている(期待が低い)ので、
イライラもしません。
でも、大きくなるにつれてトイレ
ぐらいもう自分でいけるだろう
と思う(期待が高い)ようになる
ので、イライラしてしまいます。
ここからもわかるように、
初めから
「相手に期待するのをやめる」
ことができれば、イライラを減らす
ことができるのです。
とは言っても、それができないから
イライラしてしまうのかと思います。
ここで少し視点を変えてみて欲しい
のですが、世の中に完璧な人など
いるのでしょうか?
あなた自身はどうでしょう?
たぶん、私も含め、
世の中に100点満点の人など
存在しません
ですので、そもそも人を100%信じ
切ること自体が矛盾しているのです。
そんな、冷たいことを…
と思った方もいるかもしれません。
ですが、そうではありません。
100%信頼するのではなく、90でも
80でも95%でもいいのですが、
相手が何か失敗したときのために
心の余裕を残しておく
という風に考えて欲しいのです。
人が完璧でないということは、
なにかミスや自分にとって嫌な
ことが起きる可能性があります。
そういうときのために、その人を
受け止めれるように、100%では
なく余裕を持っておくのです。
相手に100点を求めない。
そもそも100点が取れるものではない
という前提で相手を見てみてください。
そうすれば、あなたの心も少し
楽になるかもしれませんよ!
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