みなさんは、
初対面の人とすぐに打ち解けられるタイプでしょうか?
初めて会う人たちばかりの場所でも、
すぐに親しくなって好印象を与えているような
人っていますよね
自分は人見知りだから…
と、初対面の場では緊張してしまい、
コミュニケーションを苦手と感じている人は、
案外多いのかもしれません。
多くの人がコミュニケーションを苦手と
感じるのは、
「何を話したらいいのかわからない」
「盛り上がらなかったらどうしよう」
といった思いがあるからではないでしょうか?
先にお伝えしておきますと、
コミュニケーションをうまくするのに必要なのは、
「相手のことにだけ関心を向ける」
ことです。
前回のブログ(人は認められたい生き物)でも
書きましたが、人には、
「わかって欲しい」・「理解して欲しい」
という気持ちがあります。
だからこそ、
「相手の関心事に興味を向ける」 のです。
相手が話してくれたことに、 「そうなんだ」とただ聞き流してしまうか。
話を受け止めて、
「え?そうなの?それはどんなものなの?」
と関心を示すか。
後者の方がコミュニケーションが円滑に
進みそうですよね?
ただそれだけの違いなのです。
相手のことに関心を持って接することには、
他にも良い点があります。
それは、
必ず態度にあらわれる
ということです。
ほんの小さなものかもしれませんが、
その態度が相手に安心感を与え、
こちらにも関心を持ってくれるようになります。
カウンセリングにおいても、この態度という
ベースを身に付けることから始まります。
つまり、この相手の話を聞く態度なくして、
相手との関係性を築いていくのが難しいことが
わかります。
私たちは、コミュニケーションを通して、
こころの中で相手がどういう人かと判断して
いるように、相手も私たちのことを見ています。
「なんでなんだろう?」
「どういうことだろう?」
「どうしてそう思うんだろう?」
と相手に関心を持って話を聞くだけで、
コミュニケーションが円滑になり、
関係性も深まっていきます。
これはおまけになりますが、
この 態度 という部分は、普段の生活においても
とても重要な要素を秘めています。
部下と面談をするときに、
「やる気がないやつ」
「仕事ができないやつ」
「時間の守れないやつ」
というようなイメージを持って接していませんか?
相手はそういう気持ちを、
微妙な態度や雰囲気から感じ取ります。
そんな時は、いくら前向きな話をしても、
相手には伝わりにくいものです。
「やる気になってくれるはずだ」
「時間は守ってくれるはず」
という態度で接することで、
相手の受け止め方も変わり、モチベーション
アップにもつながります。
自分の態度を見つめ直してみることで、
相手との距離を縮めることにつながるかも
しれません!
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