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嫌な報告をするときのちょっとしたコツ

執筆者の写真: 伊藤真哉伊藤真哉

仕事をしていると、

常にうまくいくわけではありません。


ちょっとした気の緩みがミスに

繋がったり、

判断を誤ってトラブルになって

しまったり、

不測の事態が発生してしまったり…


あなたにも、このような経験が

ひとつぐらいはあるのではないで

しょうか?



こういうときの気持ちは、あまり

うれしい感じではないですよね^^;



このようなトラブルは、起きないに

こしたことはないのですが、防ぐこと

ができない緊急事態というものも

なかにはあるものです。



しかし、このようなときこそ、

あなたの社会人としての資質

問われるときかもしれません。


あなたはこのようなときに、

どのような対応をしていますか?



緊急事態なので、とにかく急いで

自分だけで処理しようとする方

どうしたらいいんだと軽いパニック

になってしまう方


このような方が多いかもしれません。



しかし、緊急事態が発生した場合の

多くは、周りの協力を仰いだ方が

うまく収束できることが多くあります。



ですので、一番最初にするのは、


上司に一報を入れる


というのが望ましい行動になります。



あなたは一報を入れていますか?



悪い報告となると、どうも気構えて

しまいやすくなりますね。



ですが、ここで言う一報というのは、


事細かに状況を説明するというの

ではなく、いま起きている事実を

とにかくできるだけ早く伝える


という目的で行うものです。



結局のところ、このような事態が

発生したときは、上司に対策を

相談したり、場合によっては上司に

対応してもらうことになります。


ですので、この一報があるかないか

で、その後の上司の対応や受け取り

方も変わってきます。


「なんで早く言わなかったんだ」

なんてことにならなくて済みます。



悪い報告をするときに、ちょっとした

テクニックがあります。


それは、


いきなり悪い要件を切り出さない


ということです。


「実はトラブルが発生しまして…」


より、


「報告しにくいのですが…」


と前置きをすることで、相手も悪い

報告を聞く態勢がに入ってくれます。


聞き手の衝撃を緩和することも、

話し手ができる気遣いのひとつです。


ここで、もしあなたが上司の立場に

ある人であれば、気を付けてもらい

たいことがあります。


それは、

部下が素直に報告をしてくれた

という事実を受け止める

ことです。



受け取った上司としては気が気で

ない場合もありますが、同じように

悪い報告をする部下としても、

勇気のいる行動であったはずです。


ここで、報告をすると怒鳴られる

というような印象が植え付けれて

しまうと、隠蔽しようという気持ちが

芽生えてしまう可能性があります。


そのような文化ができてしまうと、

問題が明るみに出ず、出てきたとき

には手に負えない状況になって

しまっていることも少なくありません。


悪い報告をしてくれたという

行動には感謝をしてみる



あなたの上司としての信頼度が

ぐっと上がりますよ。

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