毎年、厚生労働省が行っている、
労働安全調査 というものがあるのを
ご存知でしょうか?
これは、事業所が行っている安全管理の
取り組み状況や、そこで働く労働者の
仕事上の不安やストレスについて把握
するための調査になっています。
これまで、職場の不安やストレスの原因は
人間関係
と言われていましたが、実は前回の調査
結果(平成28年)では、
仕事の質・量
に変化しております。
これは、有効求人倍率が高い状況に
あるからかもしれません。
ある程度自分の就きたい職に就ける
機会が増えているからこそ、イメージ
していたものと違ったなんてことが
起こっているとも考えられます。
ただ、順位が変わったと言っても、
人間関係は2番目となっており、
ストレスや不安の原因としては
依然として高い状況にあります。
私は、職場に訪問してそこの従業員
の方のカウンセリングをしています。
そこでも、上司や同僚との関係性で
悩まれている人が多いです。
また上司の方でも、部下たちの間での
人間関係がうまくいっていないことに
ついて相談を受けることもあります。
「社会人としてあり得ないですよね?」
「普通、そんなことしませんよね?」
「全部言わないとわからないのか?」
だいたいこのような感じで、お悩みを
打ち明けてくれます。
悩みの詳細は違うにしても、これらの
悩みに共通しているのは、
それぐらい言わなくてもわかるだろう
という考え方です。
あなたの一番身近な人と言えば、
どなたになるでしょうか?
お父さん・お母さん?
配偶者?
彼氏・彼女?
子ども?
兄弟姉妹?
おじいちゃん・おばあちゃん?
同僚?
人によって違いますが、身近な方を
思い浮かべてみてください。
あなたは、その方の考えていること
がすべてわかるでしょうか?
たぶん、「NO」 だと思います。
私もいまの奥さんと出会って8年が
経ちますが、いまだにわからず、
揉めることが多々あります(苦笑)
ただ、揉めるということは、自分の
考えを伝えてそこに対立があって
初めて生まれるものです。
そこで話し合ったりしながら、
折り合いをつけていく。
それの繰り返しで付き合いが長く
なっていきます。
これだけ長く一緒にいる人のことで
すらわからないのに、職場の人の
ことなんてわかるハズがありません。
むしろ、
わからなくて当然
なのです。
先日テレビを見ていたら、外国では
スーパーでレジに並んでいる間に、
買おうとしているものを食べながら
待つという話をしていました。
買うんだから別にいいでしょ?
という感覚みたいです。
このように、私たちの常識というのは、
誰かにとっては非常識でもあるのです。
同じ日本人でも、考え方は人それぞれ。
組織の中で必要なのは、
不満に思うことを不満とせず、
疑問として質問すること
質問を受けた人は、その理由を
説明する責任をもつこと
こんな組織風土をつくっていくことが、
人間関係の軋轢を生まず、風通しの
よい組織の基盤となります。
不満に思っているだけでは、
相手が変わることはありません。
不満をぶつけるのではなく、
なんでそうなるのかを質問して
相手を理解してみることから
始めてみましょう。
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